
大人の敏感肌化粧品の選び方についてまとめています。敏感肌に悩む方の、化粧品選びのお役立ち情報を紹介します!
敏感肌化粧品の選び方のポイント
ポイント❶ 低刺激性
健康な肌の人にとっては何ともなくても、敏感肌や肌荒れしやすい人にとっては刺激になってしまう成分も少なくありません。
敏感肌の方は『低刺激性』『敏感肌用』という記載のある化粧品を選びましょう。
アレルギーのある人は、成分を必ずチェックして対象成分を避けて選ばなくてはなりません。皮膚科ではアレルギー検査をしてくれますから、アレルギーの疑いがある場合は、病院で検査することをおすすめします。
ポイント❷ 肌荒れを防いでくれる成分配合
敏感肌用化粧品には、肌荒れ防止成分が配合されている化粧品が多いので、配合されているかどうかをチェックしましょう。
肌荒れ防止成分は、色々な種類がありますが主なものをあげておきます。
- グリチルリチン酸2K
- トラネキサム酸
- グリチルレチン酸ステアリル
- カンゾウ根エキス
- アラントイン
- ヨクイニンエキス
肌荒れしている場合は、肌荒れを防いでくれる成分が配合されている化粧品を選ぶといいですね。
特に『薬用(医薬部外品)』で有効成分に「肌荒れ防止成分配合」や「抗炎症成分配合」と記載されている化粧品は、肌荒れを防ぐ効果があるということ。
肌荒れ中に使う化粧品の目安として、薬用を選ぶといいですね。
肌荒れ中でなければ、薬用以外の一般的な敏感肌用化粧品で肌悩みのケアができる化粧品がおすすめです。
ポイント❸ バリア機能を補ってくれる成分配合
肌にはバリア機能というしくみがあって、このバリア機能が肌を守ってくれています。
バリア機能とは、角質層から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激物の侵入を防ぐしくみです。
引用元:化粧品成分表示の読み方手帳
ところが、肌荒れしやすい人や敏感肌は、バリア機能が低下している状態なのです。
NMF(天然保湿因子)、細胞間脂質、皮脂などでしっかりと水が体外にでないようにできていますが、そのどれかの条件が満たされていないと、水分は外にでてしまいます。また、バリア機能がなくなってくると異物が侵入しやすくなってきます。
引用元:美肌の科学
バリア機能が低下してしまうと、肌は乾燥したり外部から刺激などの異物が侵入しやすくなってしまいます。

・肌の水分が逃げてしまう ⇨ 肌が乾燥
・外部刺激が肌に侵入しやすくなる ⇨ 肌が刺激を感じる
そこで、バリア機能を補ってくれる成分が配合されている化粧品を使うことで、肌を健やかに保つことができるようになります。
バリア機能を補う成分はたったこれだけ!…セラミド・アミノ酸
特に保湿力が高くバリア機能をより高めてくれる成分は『セラミド』。
セラミドはいくつ種類があるのですが、高保湿なセラミドは『ヒト型セラミド』です。
敏感肌さんはこのヒト型セラミドを狙って購入しましょう!
当サイトではヒト型セラミドについても詳しく調べまてみました。成分表示名は何?など解説していますので、こちらもご覧ください。

以上、敏感肌化粧品の選び方のポイントでした!
ポイントはたった3つ。この条件を満たす化粧品の中から自由に選ぶことができます。
次はいよいよ、敏感肌化粧品のラインナップの紹介です。
敏感肌用といっても、実はたくさん種類があるので、肌悩みにあった化粧品を選ぶことができますよ。
敏感肌用化粧品を比較
肌が安定している時期は、『保湿ケア、エイジング、美白ケア』など肌悩みを解決してくれて、肌質を向上させてくれるような敏感肌化粧品を選びましょう。
化粧品 | 肌荒れ防止成分 | バリア機能 | 保湿ケア | エイジングケア | 美白ケア | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディセンシア | 〇 | ヒト型セラミド | 〇 | 〇 | 〇 | ☆血行促進によるストレスケア ☆肌糖化によるくすみに対応 |
シグナリフト | ー | ヒト型セラミド | 〇 | 〇 | 〇 | ☆再生医療の技術を美容に活かしたスキンケア ☆エイジング・美白ケアが1本でOK |
ヴァントルテ | 〇 | ヒト型セラミド | 〇 | 〇 | ― | ☆敏感肌のエイジングケアに特化 ☆ヒト型セラミドを多種類配合 |
ヒフミド | 〇 | ヒト型セラミド | 〇 | ― | ― | ☆保湿に特化 ☆全アイテムにヒト型セラミド3種配合 |
エトヴォス | 〇 | ヒト型セラミド | 〇 | ― | ― | ☆保湿に特化 ☆ヒト型セラミドを多種類配合。 ☆敏感肌用以外のエイジングケアシリーズはある |
ビオメディ | 〇 | ー | 〇 | ― | ― | ☆肌が本来もつ常在菌を活かしたバリア機能強化に着目 ☆オールインワンミルク |
ミノン | 〇 | アミノ酸 | 〇 | ― | ― | ☆肌を穏やかに保湿 |
攻めたケアで肌質向上を目指す方には、こちらの記事でおすすめのスキンケアを紹介しています。
✔敏感肌も肌質向上!美肌を目指せる化粧品を紹介します

肌荒れしている場合は、薬用で肌荒れ防止成分が有効成分になっているスキンケアを選んで、肌を落ち着かせることを第一にケアしましょう。
薬用化粧品 | 肌荒れ防止有効成分 | バリア機能を補う | 特徴 |
---|---|---|---|
キュレル | アラントイン | 疑似セラミド | ☆エイジングラインは保湿力あり |
dプログラム | グリチルリチン酸2K・トラネキサム酸 | ― | ☆エイジングラインは保湿力高くハリケアも ☆長時間潤いが持続 |
ノブ | グリチルリチン酸2K | 天然セラミド・アミノ酸 | ☆EXローションは高保湿 ☆うるおい感は美容液級 |
アルージェ | グリチルリチン酸2K・ε-アミノカプロン酸 | 天然セラミド | ☆みずみずしい使用感 |
カルテクリニティ | グリチルリチン酸2K | 肌コレステロール | ☆おだやかな保湿力 ☆外部刺激を跳ね返す美容液に注目 |
肌荒れ中におすすめの化粧品を、悩みや用途別に厳選して紹介しています。選び方が分からない方は、こちらの記事を参考にしてください。
✔肌荒れ中の化粧品選びに困ったらこちらをチェック

初めて使う敏感肌用化粧品は、じっくり肌チェックしてから購入すること
新しく購入した化粧品は、すぐに使いたくなりますが慎重にチェックしましょう。
肌をチェックする場合は、最低でも3日間以上は使い続けましょう。
敏感肌用と書かれている化粧品でも、肌には相性があるのであわないものが結構あります。現品購入の前に、お試しセットで試してから肌にあうものを購入すると安心です。
店頭で、1度手にのせたからといって、肌にあうかどうかはわからないものです。できれば、お試しセットでじっくり使ってみることをおすすめします。
❶肌に合うかどうかしっかりチェックできる
❷お得な価格で試すことができる
チェックする時は、1アイテムずつ変えていきます。
アイテム毎に、配合されている成分は違うものです。どれが合わないかがわかるので、必ず1アイテムずつチェックしましょう。
お得に試せる敏感肌用化粧品のお試しセットを使ったときの記事を紹介します(パネルをクリックすると、当サイト内のレビューページが開きます)。
まとめ
敏感肌化粧品の選び方を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ご自分の肌にあった化粧品は見つかりましたか?
当サイト『キレイノチカミチ』では、多くの肌荒れに悩む皆さんが健やかで安定した肌になることを願っています!