肌は乾燥すると、うるおいが逃げてしまいます。
セラミド配合の化粧品は肌のうるおいを守り、バリア機能を回復してくれるので、肌の乾燥を防ぎ、肌荒れも防いでくれます。
セラミドの中でもひときわ保湿力が高くエイジングケアも同時にできる、と注目を集めている成分が『ヒト型セラミド』。
人の肌と同じ構造なので、保湿力が高く、肌を健やかに保ってくれるセラミドとして人気です。
「どのセラミド化粧品を選んだらいいの?」
ヒト型セラミド配合の化粧品が多くなっていくと、選ぶ基準が分からなくなってきます。
特に、初めてヒト型セラミドの化粧品を使う人は、色々な種類の化粧品が発売されているのでどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
肌荒れしやすい私は、これまで多くのヒト型セラミド配合の化粧品を調べて使ってきました。
そこで、おすすめのヒト型セラミド配合化粧品を紹介します。
セラミド配合化粧品のおすすめブランド
ヒト型セラミド配合の化粧品の、おすすめの2つのブランドをご紹介します。
おすすめポイントは…
- ヒト型セラミドの種類が多い
- 買い求めやすい価格帯
- 肌へのやさしさ
ヒト型セラミドは高価な成分なんです。
ですから、どうしても化粧品の価格が高くなってしまいます。
かといって、安ければいいというわけではないんですよね。安価過ぎる化粧品は配合量が少なく効果が期待できません。
そんな条件を満たしてくれるヒト型セラミド配合の化粧品がこちらです!
私が今おすすめするのは、この2つ。
エトヴォス(ETVOS) | ヴァントルテ(VINTORTE) |
モイスチャラインのレビュー | ボタニカルモイストのレビュー |
どちらも、敏感肌のことを考えて作られている低刺激処方。抗炎症成分も配合されていて肌荒れを防いでくれます。
ヒト型セラミドが数種類配合されていていますし、保湿力も高い!肌にハリも与えてくれるので年齢を重ねた肌にもいいですよ。
配合されているセラミドの種類と価格をチェック
どちらがいいのか迷ってしまう人のために、それぞれの化粧品の『価格』と『配合されているヒト型セラミドの種類』をチェックしてみました。
肌荒れしやすい人や乾燥肌に悩む人は、セラミドの種類にこだわって化粧品を選んでみるといいかもしれません。
使っていくうちに「セラミド○が入っていると私の肌はハリがでるみたい」など、肌にあう成分がわかってきますよ。
ただし、先に断っておきますが、化粧品の良さは、「ヒト型セラミドの種類だけで決まる物ではなく、他に配合されている成分にもよります」。
この比較はあくまで参考にしてくださいね。
化粧水
エトヴォス | ヴァントルテ | |
名称 | モイスチャライジングローション | ボタニカルモイストローション |
内容量 | 150mL | 150mL |
ヒト型セラミドは、水に溶けない性質があるそうです。そこで、美容液やクリ―ムで取り入れるのが有効とされているヒト型セラミド。
そんな中、ヴァントルテではローションにヒト型セラミドが配合されています。
エトヴォスでは、バイタライジングシリーズのローションにはヒト型セラミドが配合されています。もし、「エトヴォスがいい!」という人は、バイタライジングシリーズがおすすめです(ただし価格が高め)。
化粧水に配合されているヒト型セラミド
エトヴォス | ヴァントルテ | |
セラミド1 | × | ○ |
セラミド2 | × | × |
セラミド3 | × | ○ |
セラミド4 | × | × |
セラミド5 | × | × |
セラミド6 | × | × |
セラミド6Ⅱ | × | ○ |
残念ながら、エトヴォスのモイスチャライジングローションにはヒト型セラミドは配合されていません。でも、POs-Caという天然由来の高保湿成分が配合されていて、肌自体がセラミドを生み出す力をサポートします。
美容液
エトヴォス | ヴァントルテ | |
名称 | モイスチャライジングセラム | ボタニカルモイストセラム |
内容量 | 50mL | 30mL |
美容液は、ヴァントルテの方が容量が少なく、価格が高い。
ヴァントルテは、ボタニカルウォーター配合でアミノ酸、ビタミン類が配合されています。アミノ酸配合ということは、肌のバリア機能を補ってくれる成分の1つ。ですから、セラミドに加えてアミノ酸配合なので、さらに肌荒れを防いでくれたり保湿力があります。また、植物幹細胞も高配合なので、肌にツヤも与えてくれます。
エトヴォスは、ヒト型セラミドに加えて植物のチカラでしっとりやわらかな肌へと導きます。この美容液1本で、美容液+乳液の保湿力があるので、乳液いらず。
美容液に配合されているヒト型セラミド
エトヴォス | ヴァントルテ | |
セラミド1 | ○ | ○ |
セラミド2 | ○ | × |
セラミド3 | ○ | ○ |
セラミド4 | × | × |
セラミド5 | ○ | × |
セラミド6 | × | × |
セラミド6Ⅱ | ○ | ○ |
エトヴォスのモイスチャライジングセラムには、ヒト型セラミドが5種類も配合。ヴァントルテは、3種類配合でした。(セラミド2は、水分保持能力が高いといわれています。セラミド5は、バリア機能を高める効果があるとされています。)
クリ―ム
エトヴォス | ヴァントルテ | |
名称 | モイスチャライジングクリ―ム | ボタニカルモイストクリ―ム |
内容量 | 30g | 30g |
クリ―ムは、同量でヴァントルテの方がやや価格が高い。ヴァントルテには、クリ―ムにもボタニカルウォーターや植物幹細胞が配合されています。ジェル状のクリ―ムでなめらか。
エトヴォスには、加齢と共に肌から減少するオメガ7を豊富に含むマカデミアナッツ油を配合。他にも植物性スクワランやホホバオイルやシアバターなどが肌を保護します。また4種のビタミン(A,B,C,E)や9種の植物エキスが肌のキメを整えてくれます。硬めのクリ―ムなので好みがわかれるかも。
クリ―ムに配合されているヒト型セラミド
エトヴォス | ヴァントルテ | |
セラミド1 | ○ | ○ |
セラミド2 | ○ | ○ |
セラミド3 | ○ | ○ |
セラミド4 | × | × |
セラミド5 | ○ | × |
セラミド6 | × | × |
セラミド6Ⅱ | ○ | ○ |
エトヴォスのモイスチャライジングセラムには、ヒト型セラミドが5種類も配合。ヴァントルテは、4種類配合でした。(セラミド5は、バリア機能を高める効果があるとされています。)
まとめ
ヒト型セラミドの配合されている種類は、ブランドによっても違いますが、化粧品によっても違うということがわかりましたね。
ヒト型セラミドの種類だけでみてみると、1番多くの種類が配合されているのは、エトヴォスのモイスチャライジングセラムとクリ―ムであることがわかりました。
ただし、先にもお伝えしましたが、化粧品の良さは、ヒト型セラミドの種類の多さで決まるわけではありません。その他の成分も含めて肌にあうかどうかをしっかり見極めて、自分の肌にあったものを使うのが1番です。
「このセラミドが配合されていると肌が安定するな…」など意識してセラミドを使っていると、化粧品選びで迷うことがなくなります。
あなたはどのヒト型セラミドが肌に合いますか?
合わせて読みたい記事
エトヴォスのモイスチャライジングシリーズについて詳しくご紹介している記事はこちら。テクスチャーや成分の説明などはこちらをご覧ください。
ヴァントルテのボタニカルモイストシリーズについて詳しくご紹介している記事はこちら。各アイテムを詳しく説明しています。ぜひご覧ください。
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