たくさんの敏感肌化粧品が売られていますが、その中から自分にぴったりの化粧品を選ぶのは大変ですよね。
そこで、大人の敏感肌用化粧品の選び方のポイントをまとめました。
敏感肌化粧品の選び方【大切な3つのポイント】
刺激を感じやすい敏感肌さんは、低刺激性の化粧品がマスト。ピリピリする化粧品は避けましょう。
炎症をおこしやすいので、抗炎症成分が配合されている化粧品で肌荒れを予防します。
【主な抗炎症成分】
- グリチルリチン酸2K
- アラントイン
- トラネキサム酸
- グリチルレチン酸ステアリル
- カンゾウ根エキス
- ヨクイニンエキス
肌のバリア機能が低下してしまうと、肌は乾燥したり外部から刺激などの異物が侵入しやすくなってしまいます。

セラミドやアミノ酸類など、肌のバリア機能を補う成分が配合されている化粧品を選びます。
特に保湿力が高くバリア機能をより高めてくれる成分は『セラミド』。セラミドは「疑似セラミド・天然セラミド・植物性セラミド・ヒト型セラミド」などいくつも種類があるのですが、高保湿でおすすめのセラミドは『ヒト型セラミド』です。
「敏感肌さんは、ヒト型セラミドを狙って購入しましょう!」
こちらの記事では、ヒト型セラミドの表記や性質について解説していますのでご覧ください。
肌荒れ・敏感肌用化粧品一覧
ブランド名から選ぶ
肌が安定している時期は、『保湿ケア、エイジング、美白*ケア』など肌悩みをケアしてくれて、肌質の向上を狙える敏感肌化粧品を選ぶといいですね。
化粧品 | 肌荒れ防止成分 | バリア機能を補う成分*¹ | エイジングケア | 美白*²ケア | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
アヤナス![]() |
〇 | ◎ | 〇 | ー | ☆肌をみずみずしく保湿 ☆血行促進で肌力アップ ☆バリア膜を作って肌荒れしにくい強い肌に ☆ハリ感アップ |
ヴァントルテ![]() |
〇 | ◎ | 〇 | ー | ☆エイジングケアに特化 ☆ヒト型セラミドを多種類配合 ☆みずみずしくハリのある肌に導く |
シグナリフト![]() |
ー | ◎ | 〇 | 〇 | ☆再生医療の技術を美容に活かしたスキンケア ☆エイジング・美白*ケアが1本でOK ☆たるみ肌にハリを与えてくれる |
サエル![]() |
〇 | ◎ | ー | 〇 | ☆肌に透明感 ☆血行促進で肌力アップ ☆肌をみずみずしく保湿 |
ヒフミド![]() |
〇 | ◎ | ー | ー | ☆保湿に特化 ☆全アイテムにヒト型セラミド3種配合 ☆肌荒れしにくい肌作りを目指す人に |
エトヴォス![]() |
〇 | ◎ | ー | ー | ☆保湿に特化 ☆ヒト型セラミドを多種類配合 ☆みずみずしい柔らか肌に ☆敏感肌用以外のエイジングケアシリーズはある |
ビオメディ![]() |
〇 | ー | ー | 〇 | ☆肌が本来もつ常在菌を活かしたバリア機能強化に着目 ☆オールインワンミルク |
ミノン![]() |
〇 | △ | ー | ー | ☆肌を穏やかに保湿 ☆べたつかない |
*¹ ◎ヒト型セラミド、〇その他セラミド、△アミノ酸
*² 日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ
肌荒れしている場合は、薬用で肌荒れ防止成分が有効成分になっているスキンケアを選んで、肌を落ち着かせることを第一にケアしましょう。
薬用化粧品 | バリア機能を補う成分*¹ | 特徴 |
---|---|---|
キュレル | 〇 | ☆エイジングラインは保湿力あり |
dプログラム | ― | ☆エイジングラインは保湿力高くハリケアも ☆潤い持続 |
ノブ | ◎or〇 | ☆EXローションにはヒト型セラミド配合 ☆うるおい感は美容液級 |
アルージェ | 〇 | ☆みずみずしい使用感 |
カルテクリニティ | ◎ | ☆保湿に特化 ☆外部刺激を跳ね返す美容液に注目 |
*¹ ◎ヒト型セラミド、〇その他セラミド、△アミノ酸
肌荒れ中におすすめの化粧品を、悩みや用途別に紹介しています。選び方が分からない方は、こちらの記事を参考にしてください。
アイテムから選ぶ
肌悩み別に選ぶ
今よりもっと美肌を目指したい場合は、肌悩みにあったケアを取り入れましょう。対策方法やおすすめ化粧品を悩み別にまとめています。
乾燥 | 肌が乾燥する場合のスキンケア方法とおすすめ化粧品 |
---|---|
化粧品かぶれ | 化粧品かぶれによる肌荒れの対処や、荒れやすい成分について |
吹き出物 | 吹き出物ができた時の対処法 |
エイジング | シワ・たるみ・ツヤ不足・糖化対策をまとめています |
シミケア | 肌荒れしにくいシミケアを厳選してまとめています |
毛穴 | 毛穴の種類ごとにケア方法を解説 |
生理 | 生理前の予防法やおすすめ化粧品を紹介 |
花粉 | 花粉による肌荒れ対策におすすめ化粧品 |
ムダ毛 | ムダ毛処理の方法や注意点 |
敏感肌のスキンケア方法
とにかく肌荒れしやすい場合
頻繁に肌荒れをする場合は、間違ったスキンケア方法を行っているために、肌荒れをおこしている人が多いようです。「洗顔のお湯の温度を下げる。」「シャワーを直接顔にあてない。」など、スキンケアで気をつけたいポイントを身に付けて、ゆらがない肌を手に入れましょう。
当サイトでは、間違えがちなスキンケア方法をこちらの記事でチェックできますので、参考にしてみてくださいね。
ストレスによる肌荒れの場合
ストレスを感じていると、肌荒れしやすくなりますよね。しかし「ストレスがない生活」を避けるのは難しいものです。もし、ストレスで肌荒れしやすい場合は、ストレスに対応したケアを取り入れてストレスにゆらがない肌づくりを目指しましょう。
睡眠不足による肌荒れの場合
睡眠不足になると、肌荒れしたり毛穴が開いて肌がボロボロに。肌のためには睡眠をしっかりとりたいものです。
睡眠不足の時は、スペシャルケアを取り入れて肌荒れを防いだり、開いた毛穴をケアしましょう。こちらの記事で、睡眠不足による肌荒れの原因や睡眠時間、スペシャルケアをまとめていますので参考にケアしてみてください。
>>睡眠不足による肌荒れについて
肌質をチェックする
肌質は『普通肌/乾燥肌/脂性肌/混合肌』の4つにわかれます。
実は敏感肌という肌質はありません。「肌が敏感肌かどうか」に加えて、この4つの肌質を知っておく必要があります。
肌質を自宅で簡単にチェックできるツールやアプリを使って、自分の肌質を調べましょう。
おすすめスキンケア本
美肌作りに役立った、おすすめの本のみをこちらの記事でまとめています。私が参考にしている本は、専門家が執筆している本のみです。また、一般向けにとても読みやすい本ばかりを厳選していますので、ぜひご覧ください。