ヘアメイクアップアーティスト草場妙子さんの著書『TODAY’SMAKE-UP』。
発売後すぐに手にして、メイク法を実践していくうちにメイクが楽しくなってきました。
この本で、影響を受けた事は多々あるけれど、1つだけどうしても紹介したいところがあります。
それは、メイクにとりかかる前の準備。
ルーティンメイクから選ぶメイクへ。今日はどんなメイクにしようかな?と、考えることからスタートです。
引用元:TODAY’S MAKE-UP
もはやルーティン化したメイクアップを続けてきた私達は、メイクの何をどう変えればいいかわからない。
せいぜい変えても、新色のリップに色を塗り変えた、とかアイシャドウやチークの色を変えたくらい。
でも、それだってルーティンメイクの一環。いつも同じに見えるメイク。
「何か変えたいな」と思っても、結局方法がわからないので、いつものメイクをしてしまう。
そんなメイク迷子の大人の女性が、世の中にはたくさんいると思う。
では、草場さんのいう「今日はどんなメイクにしようかな?と考えることからスタートです」で考えた後は、いったい何をすればいいの?
私達、素人にはそれすら分からない。
メイクはファッションの一部。だから、洋服とコーディネートすべきだというのが私のモットー。
引用元:TODAY’S MAKE-UP
つまり、どんなメイクにしようかな?と考える時、一緒に考えなければならないのは…
その日に着る服装のこと。
メイクを先に済ませて、後で洋服を着替える人が多いと思うけど、メイクと服装は一緒に考えなければいけないんですね。
これができないと、服装とメイクに違和感を感じる人になってしまう。例えば、「カジュアルな服装なのに、メイクは仕事と同じだからメイクが浮いて見える人」や「黒いトップスに、薄い顔が埋もれちゃって疲れて見えちゃう人」。
一体どういうメイクをすれば、もっとメイクと服装がマッチするのでしょうか?
本書では、私のようなメイク迷子達を、草場さんはおしゃべるするような口調でやさしくレクチャーしてくれます。
「カジュアルな服に赤リップを効かせるときは、肌に抜けをつくるのがポイント」といった具合に、いくつも例を挙げています。なるほど、「こういう洋服の時は、こうしてみよう」と自分の中にアイデアが蓄積していきます。
読み返すうちに、いつしかメイク法が身についていくので、自己流にアレンジできるようになりますよ。
ぜひ本書でそれらのメイクノウハウを学んでほしい。
長年やってきたメイクを変えるのは、勇気がいることだけど。
1歩ふみだしたら、きっと新しい自分に出会えるはず。もしかしたら、新しい洋服を買うことよりずっと大きな変化が起きるかも。
本書に影響を受けて購入したリップが2点。
ブラウンと赤のリップ。
本書で何度も登場するのが…
『アディクション ティントリッププロテクター+モア 007 ドアオープン』
血色よく見えて、カジュアルな服にもなじむコーラルレッド。
シアーな赤なので、赤リップが苦手な人にも使いやすい。
ラメやパール感はありません。
チークとしても使える。血色よく見える。(色味が絶妙で、血色の色…とでも言ったらいいかな?)
もちろん、肌には合う色と合わない色があるのでお試ししてからがいいですよ。
次は、草場さんが「実はみんなに似合うブラウンリップ」と言っていたので、ブラウンリップにもチャレンジ。
実は持っていなかった『ブラウンリップ』。なるほど、使える色!
私が選んだのは『ディオール ルージュバーム 740』(本書で紹介されていたリップではない)。
リップを強調したくないメイクの時に使います。
例えば、ハンサムなファッションの時。白いブラウスを着る時など。
ブラウンリップは、色ムラを整えてくれる。
私は、もともと唇の色が濃いので、このブラウンはなじみ色。もっと濃い色のブラウンリップもあうんじゃないかな?とブラウンリップをさらに増やすことを検討中。
メイクは人それぞれ。なので、本書も読んで勉強になる人とそうでない人はいると思います。
もし、メイクが苦手な人がいたら本書を読んで欲しい。迷いがなくなります。
年齢を重ねて、これまでのメイクが「なんか違うな」と感じた人や、どんなメイクをすればいいか迷っている人も、ぜひ読んで欲しい。
流行を追うことをやめて、自分らしさを表現したくなった時、本書を手に取るとおもしろいと感じる。
大人の女性におすすめです。
このメイクは…”可愛い”を狙っている人には向いていないと思う。
また、流行のメイクを教えて欲しいという人にも向いていない。
最近、メイクアップアーティストのメイク本が続々と発売されて人気がありますね。それぞれ得意のメイクを表現しています。
昔は、「流行のメイクだけがおしゃれ」という感じだったけれど、今は流行そのものに、複数の流れがある。
どのメイクアップアーティストが表現する世界が好きか?みたいになっている気がします。
私は、草場さんの提案する世界観には共感できることが多い。彼女の自然体な感じが好きなんですね。
もしかしたら、若い時には共感できなかったかもしれない。
でも今は、「作りこんだカメラ写りだけがいい顔」よりも、「この人はキレイなんじゃ?」と思わせてくれるようなメイクに惹かれます。
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