いつも突然現れる肌の不調。そんな時もいつもと同じ化粧品を使っていませんか?
健康な肌と同じ化粧品を使うのではなく、低刺激性の化粧品に変えて肌をいたわってあげましょう。
化粧品選びのポイントをご紹介します。
炎症を抑えてくれる成分が配合されているかをチェック。
バリア機能を補ってくれるセラミドまたはアミノ酸が配合されているものを選びます。
肌が乾燥すると、バリア機能はもっと壊れてしまうので、ますます肌荒れが進行するという悪循環におちいります。
そこで重要なのは、肌のうるおいを守ること。
セラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されているかをチェック。
これらの成分をチェックして化粧品を選んでください。
不調時のお助け薬用化粧品
乾燥が気になる人向け
◆ノブ 薬用ⅢシリーズEXローション
抗炎症成分 | グリチルリチン酸2K |
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セラミド | 天然型セラミド |
アミノ酸 | ベタイン、セリン、グリシン |
常盤薬品のノブの薬用『ノブ(NOV)Ⅲシリーズ』からEXローション。
バリア機能を強力にサポートする敏感肌用ケア。
EXローションは、バリア機能をサポートしてくれるセラミドもアミノ酸も両方配合されています。たっぷりの潤いで満たしてくれる。
ノブはエイジングケアシリーズなど色々あるが、肌荒れ中は余計な成分がなく保湿に特化したⅢシリーズがおすすめ。保湿成分が数種類配合されているので保湿力はかなり高め。
いつも肌荒れしている肌や、とても敏感な肌は『ノブⅡシリーズ』を選ぶといい。精製度の高い成分のみを配合していて、より低刺激性になっています。
◆キュレル 薬用エイジングケアシリーズ
抗炎症成分 | アラントイン |
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セラミド | 疑似セラミド |
アミノ酸 | ― |
ドラッグストアコスメとして有名な乾燥性敏感肌のキュレルの『薬用キュレルエイジングケアシリーズ』。
エイジングケアシリーズは、キュレルシリーズの中で最もうるおうシリーズ。年齢を重ねた肌も満足の保湿力で、乾燥による小じわも目立ちにくくしてくれます。年齢肌には普通のシリーズは保湿力が物足りないので、エイジングケアシリーズがおすすめ。
ただし、キュレルは、防腐剤にパラベンを使用しているのでアレルギーのある人は注意。
◆dプログラム 薬用バイタルアクトシリーズ
抗炎症成分 | グリチルリチン酸2K、トラネキサム酸 |
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セラミド | ― |
アミノ酸 | ― |
資生堂のdプログラムのパープルのボトルの『薬用バイタルアクトシリーズ』。
うるおいが長時間続くのにべたつかないエアリーミルク処方で、使いやすいテクスチャーにこだわっています。保湿力はマイルドで、部分的に乾燥する。
dプログラムでは、ベースメイクにも抗炎症成分が配合されているので、肌荒れがひどくていつものメイクができないような時は、dプログラムのメイクシリーズがおすすめ。
みずみずしい質感が好きな人向け
◆アルージェ 薬用モイスチャーシリーズ
抗炎症成分 | グリチルリチン酸2K配合、ε-アミノカプロン酸、カンゾウ葉エキス |
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セラミド | ナノ化天然セラミド |
アミノ酸 | トリメチルグリシン |
全薬工業の『アルージェ(Arouge)』モイスチャーシリーズ。
天然セラミド配合で、肌のバリア機能を整えながら保湿します。
天然セラミドをナノ化することで肌のバリア機能を補って整えるというケアをしているのがアルージェの敏感肌ケア。乾燥肌にとっては、保湿力が物足りない。
部分的にケアしたい人向け
◆オードムーゲ 薬用スキンクリ―ム
抗炎症成分 | グリチルリチン酸2K、酢酸DL-α-トコフェロール |
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セラミド | ― |
アミノ酸 | ― |
>>オードムーゲスキンクリ―ムの記事をよむ
小林製薬のオードムーゲ『薬用スキンクリ―ム』。
ニキビで有名なオードムーゲは脂性肌向けの薬用化粧品なので乾燥しがちですが、スキンクリ―ムだけは保湿できるタイプになっています。
肌荒れしたところに部分使いしてもいい。白くなるので、夜肌荒れ部分に塗って寝るといいですよ。
洗顔料も大切
洗顔中に肌のうるおいやセラミドが逃げてしまうので、実はかなり気をつけて欲しいのが洗顔なんです。
皮脂をとりすぎず、肌のうるおいを残して洗顔することが重要です。
肌荒れ中の洗顔料のおすすめは、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
✔肌荒れ中は洗顔が重要。おすすめを厳選して紹介します
そのスキンケア方法間違ってない?
「洗顔時のお湯の温度が高すぎませんか?」
「タオルで顔をゴシゴシ拭いていませんか?」
スキンケアしているつもりが、いつの間にか肌を痛める原因になってしまっている人もいるようです。
気をつけるポイントをまとめていますので、こちらの記事をご覧ください。
✔スキンケアのポイントを解説
まとめ
今回は、肌不調時のお助けマン的なスキンケア化粧品を紹介しました。抗炎症成分が配合されている医薬部外品(薬用)の化粧品はドラッグストアでも購入できます。チェックしてください。
肌悩みにあった化粧品を使って、美肌を目指しましょう。
参考文献
美容系雑誌での下調べは必須
複数の雑誌を調べた後、化粧品を購入すると失敗が少なくなります。
情報は宝の山。
専門家情報・口コミ情報・辛口評論家情報など、あらゆる情報を知った上で、
自分にあう良いものを選びたい。
ネットの口コミだけでは不十分。専門家が責任を持って書いた記事は信頼できる
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