『この差って何ですか?』の美容系の話題をご存知でしょうか。美容に役立つことを真剣に調べていて、お医者さんが理由を解説していたりとても興味深い!
特におもしろかったのが『60歳を超えても肌ツヤが良い人と良くない人の差』。
肌ツヤが良い人は、一般的に「肌がきれい」と言われる人ですが、その差っていったい何なのでしょうか?生まれつきでしょうか?
年齢を重ねても肌ツヤが良い人の秘訣って、とっても興味ありますよね。
差を調べる方法は、このような感じで実験が始まりました。
- 60歳以上の50人が集合
- 皆メイクをオフ
- 同じ条件の元で、顔を撮影
- 同い年の女性の顔のツヤを見比べる
という簡単なもの。
同じ条件で撮影しているのに、肌ツヤが全く違う!!
まるで、日陰と日向で別々に撮影しているように違います。
「本当はライトを当ててない?」と疑うほどです。
衝撃的でした。
年を重ねると、肌ツヤの差がどんどん大きくなっていくようです。
ということで、今回は『肌ツヤをよくするために、今の自分に出来ること』をまとめてみました!
そもそも、肌ツヤがいいとは?
番組に登場していた先生によると…
『光を肌がキレイに反射している状態のこと。』
とのこと。
確かに、肌ツヤの良い人は、頬骨の出ている部分が、ピカピカと光っていました。
逆に肌ツヤの良くない人は、光っているところがありません。
肌がマットでツヤがないんです。
そして、くすんで見える。まるで日陰にいるようでした。
なぜこのような違いがでるのでしょうか?
その違いは・・・
皮丘(ひきゅう)
皮膚の表面を拡大してみると、小さな溝と盛り上がっている部分があります。
溝を皮溝(ひこう)と呼び、盛り上がっている部分を皮丘(ひきゅう)と呼びます。
そして、この皮丘が三角形でキレイに並んでいる人は光をキレイに反射します。
光をキレイに反射する肌は、『ツヤがある』ように見えます。
また、皮溝が浅く皮丘が細かく整然と並んでいる状態を『キメが細かい』というようです。
肌がキレイな人というと『肌のキメが細かくて、肌ツヤが良い』と言われる人ですね。
東京女子医科大学の教授『川島 眞』さんは著書のなかで、こう言っています。
肌の色が白いということよりも、いかに”ツヤ”がある肌かということが、大事な美肌ポイント
引用元:化粧品を正しく使えばあなたはもっとキレイになる。
日本人は、肌の色が白いことに重点をおきがちですが、肌が白いことよりもツヤと透明感があれば美しいとおっしゃっています。
肌ツヤって本当に重要なポイントだったんですね。
肌ツヤを良くするために重要なのは?
それは、『肌の水分量』。
皮丘には水分が蓄えられているそうです。
なので、皮丘に水分があることが『肌の水分量がある』ということ。
なるほど、何だか肌がツヤツヤに見えるしくみが分かってきました。
では、どうすれば肌の水分量が保てるのでしょうか?
肌の水分量を保つ方法~まずは食事から
それは、日頃の食事が重要だそうです。
やはり、食事が身体にとって一番大事なんですね。
先生のおすすめは、なんと『とんかつ』!
豚肉に含まれるビタミンB1も肌にいいですし、揚げ物もいいそうです。
適度な油をとった方が肌にはいいみたい。
油もの揚げ物は大好きなので、これからは躊躇なく食べよう。笑
他にも
『生芋こんにゃく』
こんにゃくの原料であるこんにゃく芋にはセラミドが含まれるそうです。
ただし注意点があります。こんにゃくなら何でもいいわけではないんです。
一般的に売られているこんにゃくの原料には、「こんにゃく芋」を使ったものと、「こんにゃく粉」を精粉してつくったこんにゃくがあるので注意が必要です。
「こんにゃく粉」で作られたこんにゃくには、ほとんどセラミドが含まれていないみたいです。
実は、この記事を書く前に、スーパーにこんにゃくを買いに行ったのですが・・・
ほとんどのこんにゃくに、「こんにゃく粉」や「こんにゃく芋粉」と書かれていました。
生芋やこんにゃく芋と書かれているこんにゃくは意外と少なくてビックリ!
どうせ買うなら、原料をきちんと確認して、こんにゃく芋と書かれているものを選びましょう。
こんにゃくには食物繊維が豊富というのは有名ですが、セラミドも含まれているなんてビックリですね!
おでんや煮物に、『こんにゃく芋のこんにゃく』をもっと利用したいですね。
肌の水分量を保つ方法~スキンケアでも
スキンケアでも肌の水分量を貯える方法があります。
それは、セラミド!
肌の角層の細胞間の隙間を満たしているのが『細胞間脂質』なのですが、その細胞間脂質の主成分がセラミドなんです。セラミドが少なくなると肌の水分が失われやすくなってしまいます。
しかも、年齢を重ねていくとセラミド量は減少していきます。
ですから、肌に水分を保持するためには、セラミドが配合されているスキンケアを使って、角層のセラミドを補う必要があります。
セラミドは、大まかに4つに分類されます。
・天然セラミド
・合成セラミド
・植物性セラミド
・ヒト型セラミド
この中で、『ヒト型セラミド』は人間の皮膚とほぼ同等の構造なので肌へも浸透しやすいとのこと。
私もヒト型セラミド配合のスキンケアを使っているのですが、他のセラミドより高保湿で肌のキメが整うのでおすすめです!
ヒト型セラミドに関する記事はこちら。
肌への親和性が高くて高保湿なヒト型セラミドとは?を解説!
セラミドは、肌の水分を貯えてくれるので、水分量を高めてくれる。つまり肌のキメが整って肌にツヤを与えてくれますよ!
まとめ
「肌ツヤの良い人と、良くない人の差」と「肌ツヤをよくする方法」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?。
60代以上の方の肌を見て思ったのは、肌ツヤは若々しく見えるだけでなく、顔の印象も変わってしまうほどでした!
誰しも、暗くくすんだ肌より、ツヤのある肌に憧れますよね。
肌ツヤをよくするためには、セラミドを取り入れたり…と努力は必要なようです。
年齢が若い時は、何もしなくても肌ツヤはいいものです。肌に水分量が多くみずみずしい肌ですよね。
ですが、30歳前後くらいから肌ツヤに差が出始めます。
年齢を重ねるほどに、肌ツヤの差はどんどん大きくなるっていくようですから、これからは食事にもスキンケアにもメイクにも気をつけて生活したいですね!
合わせて読みたい記事
ツヤをだすためには、肌の水分量を保持できるケアを取り入れること。
そのための成分はセラミドです。特に高保湿のヒト型セラミド配合のスキンケアを意識して取り入れましょう!
ヒト型セラミドの種類が多く配合されているスキンケアを紹介します。
肌ツヤは、ベースメイクで仕込む。ポイントはファンデーション選び。
セミマットで、美肌をキープしてくれるのはシルク配合のこちらのファンデーション。肌がしっとりするので乾燥肌の人はチェックしておきたい。
美容系雑誌での下調べは必須
複数の雑誌を調べた後、化粧品を購入すると失敗が少なくなります。
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